11月1日は「本格焼酎&泡盛の日」

以前、さけぱるの記事でご紹介しました「日本酒の日」は10月1日でしたね。では、11月1日が「本格焼酎&泡盛の日」に制定されているのはご存じでしょうか。

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今回はこの「本格焼酎&泡盛の日」制定の由来と、この日におススメの楽しみ方をご紹介します。

「本格焼酎&泡盛の日」とは

「本格焼酎&泡盛の日」は、1987年9月に日本酒造組合中央会によって制定されました。
この日とした理由は、毎年8~9月頃仕込みが始まり、その年のさまざまな焼酎の新酒が飲めるようになるのが11月1日前後になるからだとされています。
また、11月1日は、神無月である10月の間に出雲大社で一堂に会していた土地神様がお国へ帰るめでたい日に当たり、本格焼酎が毎年新しい芽を出す節日としてふさわしい事も理由の1つとされています。

11月1日にぜひ飲んで!「芋焼酎ヌーヴォー」

「本格焼酎&泡盛の日」に飲みたい焼酎の1つとして、「芋焼酎ヌーヴォー」があります。

芋焼酎は、原料であるサツマイモが収穫される8月下旬から12月初旬に合わせて造られ、ちょうどこの時期に新酒が出来上がります。これらを「ヌーヴォー」「新酒」または「新焼酎」と呼んでいます。

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こちらの画像は2019年度の芋焼酎ヌーヴォー。いろいろありますね!

できたての焼酎は、アルコールの刺激が強く感じられること、ガス成分が多く残っていることなどから一般的には飲みにくいとされています。
しかし芋焼酎の場合、サツマイモに由来する甘くふくよかな香味をより感じやすくなるため、「芋焼酎ヌーヴォー」は新酒の状態でも美味しく飲める稀有な焼酎の1つと言えるのです。

「芋焼酎ヌーヴォー」おすすめの楽しみ方

「芋焼酎ヌーヴォー」は、熟成によって洗練される前の、荒々しくもフレッシュで華やかな香味、原料芋ごとの個性や本来の味わいをダイレクトに味わえるのが大きな魅力です。
本格焼酎はオンザロック、水割りといった多様な割り方で飲まれますが、秋が一層深まるこの季節であればお湯割りを強くおススメします。お湯割りは、芋本来の甘味と華やかな香りをより満喫できますよ!

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朝夕の冷え込みがさらに深まるという二十四節季の“霜降(そうこう。10月23日~11月6日頃に当たります)”に飲む、温かい芋焼酎ヌーヴォーお湯割り、格別ですね!

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秋は食材の香りや味わいの力強くなる季節。これらの食材に合わせて、焼酎の初物「芋焼酎ヌーヴォー」を片手に「本格焼酎&泡盛の日」を楽しんではいかがでしょうか。

【参考】
・日本酒造組合中央会ホームページ『本格焼酎&泡盛記念日紹介』
https://www.honkakushochu-awamori.jp/anniversary.html
・『焼酎の基』(NPO法人FBO)
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