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「料飲サービス検定」事前対策講義って必要なの?体験してみた!

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今回は、飲食業や食、酒販業界に関わる方におすすめの「資格」のお話です。

飲食のプロフェッショナルとして身に付けるべき“飲食サービスの基本”の知識と能力について、一定の基準を満たすかどうかを測る「料飲サービス検定」。飲食業や食に携わる仕事をしている方、あるいは飲食・酒販業界を目指す方におすすめの資格です。

この「料飲サービス検定」は、受検対策として事前対策講義を受講することも可能です。ただし、受検のみと異なり、別途費用がかかることもあり、事前対策講義が必要なのか気になっている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は「料飲サービス検定」事前対策講義の内容を体験レポートいたします!

「料飲サービス検定」とは

「料飲サービス検定」は、NPO法人FBOが主催・認定する民間資格です。

「飲食のセールスプロモーションにおける戦略・戦術の企画立案、実施」に資する能力を持つ者=飲食サービスのプロフェッショナルを目指す方のための資格であり、学習・取得することで飲食・酒提供に関する知識をまんべんなく身に付けることができます。

合格すると合格証書が付与され、唎酒師や焼酎唎酒師、ワインコーディネーター/ソムリエ、チーズコーディネーターなど、FBO公認・認定「提供販売者向け資格」の第1次試験が免除(※受検日翌月より3年間)されるとともに優待価格で申込めるという特典もあります。

「料飲サービス検定」受検の流れ

① 申込:NPO法人FBOのオフィシャルサイトから申込をします。

以下のいずれかの受検方法を選択します。
1、会場受検…7,700円
2、会場受検(事前対策講義あり)…13,900円

② 事前学習:試験対策の学習はテキスト『新訂 もてなしの基』と、『料飲サービス検定専用ワークノート』で行います。
試験のみの「会場受検」にはテキストが付いていないため、テキストは自分で購入する必要があります(ワークノートは「会場受検」のみの方もダウンロードが可能)。

③ 事前対策講義:申込後、「会場受検(事前対策講義あり)」を選択した方は、オンデマンドで試験対策講義(90分間)の動画を確認できるようになります。動画は何度でも繰り返し再生することができるので、繰り返し見て学習することもスキマ時間に少しずつ視聴することも可能です◎

④ 受検:FBOアカデミー東京校にて受検します。

⑤ 検定結果:受検後2週間以内に郵送で合否通知と合格証書が送付されます。

「料飲サービス検定」事前対策講義を体験!

事前対策講義は試験を受けるために必須ではありませんから、どちらを選ぶべきか迷う方も多いと思います。「会場受験(事前対策講義あり)」を選んだ方には、試験対策のために自分で買わなければならないテキスト(3,300円)が付いてきて事前に送付されるため、事前対策講義は実質2,900円で受けられることになります。

個人的には「料飲サービス検定」の出題範囲は200ページ以上のテキストの中から、飲食のプロフェッショナルに必要な心構え・能力・サービスの基本から酒類や嗜好品(お酒から中国茶、コーヒー、シガー、ミネラルウォーターまで!)の基礎知識、世界の食文化、テイスティングの基本、セールスプロモーションまでとかなり幅広く、独学では試験に出るポイントを抑えるのが難しそうだなと思いました……。

そこで今回は、FBOアカデミー東京校で開催された「料飲サービス検定事前対策講義」に参加してみました(本来は動画での視聴となりますが1回目はリアル開催されました)。担当はNPO法人FBO副理事長日置晴之氏です。都内ホテルのレストランマネージャー・ソムリエとして勤務後、渡仏。パリにて日本料理店を15年経営……そして現在はSSI専務理事とSSI INTERNATIONAL会長とかなりの経歴をお持ちの方……ちょっと緊張します。

「料飲サービス検定」事前対策講義を受ける前に、少なくとも1回はテキストを読み、『料飲サービス検定専用ワークノート』で一度事前学習をしておくのがおすすめです。このワークノートは試験にも出る重要なポイントがまとまったもので、穴埋めや記述をしながらテキストの内容をおさらいしていきます。

かなり緊張した感じで講師の日置氏の事前対策講義に臨んだのですが、かなりポップで親しみやすい語り口。試験対策だけでなく、自身の経験をもとにリアルな飲食の現場の裏話などを交えながら、明日から実践でも使えるような内容だったのが印象的でした。
私も日本酒のお店で働いていますが、日々現場で「まぁこのくらいは仕方ないか……」とやってしまっていることに対し、気が引き締まるようなお話も。

とはいえ、90分で200ページ以上の内容から試験対策をやらなければならないため、かなりサクサクと本当に「出る」ところだけにポイントを絞って講義が進みます……!自力ではちょっと理解が難しい単発酵・単行複発酵・並行複発酵についてはかなりわかりやすい説明をしてくださったので、特に「初めてその内容を学ぶ」という方には心強いのではないでしょうか。

かなり大胆に「ここ記述で出そうですよね!」「ここは試験に出ますよ」と講師の日置氏が口にする場面もたくさん……!テキストに沿って試験に出そうなポイントを教えてくれるのでチェックをしながら進めることで、復習時に特に大事な部分に重点を置きながら学習ができます。勉強の時間確保に悩んでいて効率よく学習を進めたい方には嬉しい……。

最初は「費用もかかるし頑張って自力で勉強すればいいんじゃないかなぁ」とも思っていたのですが、講義を受けてみて、純粋に「飲食の仕事をしていくうえで役立つ話をたくさん聞けた!」という満足感がありました。さらに、試験のポイントをぎゅっと絞って教えてくれるので、「絶対に合格したい!」という方は、この「事前対策講義」を受講することで、確実に合格に近づける自信がつくのではないかと思います!

【料飲サービス検定 実施概要】

・受検資格:18歳以上もしくは当会が指定する教育機関に就学中、在学中の方
・出題内容:もてなしの心、接客のあり方などに関する設問および食品・飲料全般の基礎知識に関する設問
・出題範囲:『新訂 もてなしの基』(NPO法人FBO 出版)
・出題形式:選択式(一部記述式)
・時間:50分間
・検定方式:会場受検
・合格基準:正答率70%以上
・検定結果:受検後2週間以内に郵送にて合否通知を送付。
合格者には合格証書を同封します。

料飲サービス検定の詳細はこちら

【参考】
料飲サービス検定
【注意事項】
・記事、データ等の著作権その他一切の権利は日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)に帰属します。
・記事・データ等は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。

ライター紹介🍶

松本果歩
恋愛・就職・食レポ記事を数多く執筆し、
社長インタビューから芸能取材までジャンル問わず興味の赴くままに執筆するフリーランスライター。
お酒好きが高じて国際唎酒師の資格を取得、日本酒のお店でも働いています。
Twitter:@KA_HO_MA

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