予約不要!日本酒の味がわかるようになる「日本酒の楽しみ方相談所」って?

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日本酒に興味はあるけれど、何から学べばいいのかわからない・どんな選び方をすればいいのかわからない方におすすめの相談所があります!

日本酒検定や唎酒師などの試験会場・セミナー会場となっている「FBOアカデミー東京校」では、2021年12月から「日本酒の楽しみ方相談所」を開設!
日本酒の味わいの違いについて、相談をしたり、また説明を聞いて実際にテイスティングをしながら教えてもらうこともできる場です。
予約不要でマンツーマン、最大30分間の相談ができるということでずっと気になっていました。

日本酒に興味がある方であればどなたでも参加することができ、日本酒関係の仕事をしている人でなくとも、「近くにきたから寄ってみた」「日本酒に興味がある!」くらいのテンションでOK。過去には「海外に転勤することになったので現地で日本酒のことを話せるようになりたい」という方や、「普段から日本酒を飲むけどただ飲むだけでなくどんな種類があるか知りたい」という方、さらに「吟醸香を確かめてみたい」「日本酒のお店で自分の好みの味を伝えられるようになりたい」といった方まで、その参加理由はさまざまです。

日本酒に関することであればなんでも相談に乗ってもらえるので、日本酒のプロの方に疑問をぶつけ、日本酒を美味しく楽しめるコツを教えてもらうことができます。

今回体験することができましたので、早速レポートしていきます!

「日本酒の楽しみ方相談所」を体験

早速春日駅A5出口から徒歩2分の「FBOアカデミー東京校」に到着。「FBO」と書かれたオレンジ色の文字の看板に「日本酒の楽しみ方相談所」の提灯と「営業中」の札がかかっていたら参加OKのサインです。
ビルの7階までエレベーターで上がり、受付の内線で「日本酒の楽しみ方相談所に来ました」と伝えましょう!

FBOアカデミー東京校内こんなバーのようなコーナーがあります。こちらでまずはアンケートに答えます。「今日はどんな目的できたのか」など簡単な内容に答えつつ、今回担当してくれた研究室担当の三田さんから、有料の試飲をするかどうかを聞かれましたので、お願いすることにしました!

試飲する場合は1人1,000円(税込)かかるのですが、4種類の日本酒を試飲しながら、書籍『酒仙人直伝!よくわかる日本酒』 (1,078円/税込)での解説を受けることができます。この書籍はお持ち帰りすることができるのですが、初心者でもわかりやすい本でしたので日本酒の勉強をしたい方にはおすすめです◎

最初に日本酒に関するどんなことを知りたいのか、何に興味があるのかを聞かれました。筆者の場合は日本酒が好きでよく飲むし、国際唎酒師の資格を持っているにもかかわらず、「味の違いがよく分からない、味オンチかもしれない……」ということを相談。
三田さんによると「たしかに日本酒はワインなどと比べて味の幅が狭く、似ていると感じる方も多いですね」とのこと。……そうか……筆者が極端に味オンチなわけではなかったんだ……と少しほっとしました。

「日本酒は他のお酒と比べても、最初に『こういう味の日本酒を作ろう』と決めてから作るものなんです。そのため、味そのものだけでなく『どんな想いで造られたのか』ということを知ると、より銘柄ごとの味の違いを楽しめると思います」とアドバイス頂きました。

その後、書籍を使って日本酒には香りや味わいで分類された「香味特性別分類」が4タイプあることを学びます。その後はいよいよテイスティング!

マンツーマンだからこそじっくり教えてもらえる

4タイプをテイスティングしていくのですが、順番は味の薄い順から!が基本です。爽酒→薫酒→醇酒→熟酒の順ですね。まずは香りを確認し、その後口に含んでテイスティングしていきます。

香りを確認する際には、このようにグラスを垂直ぎみに鼻に近づけることで、日本酒の香りをグラスの中でに閉じ込めることができ、とらえやすくなるのだそう!そして口に含むときはぐびっと飲まずに、ティースプーン1杯程度を口に含み、舌と喉を通って鼻から戻る味わいを感じるイメージで飲みこんでいきます。
こういったポイントは独学ではなかなかわからないので、直接教えてもらえる醍醐味だと思いました。

最初にテイスティングした「爽酒」は最もシンプルな味わいであり、感じる甘味はわずか。若干苦みを感じるのですが、これは他の味わい要素が少ないがゆえにアルコールを感じやすいからなのだそう。この「爽酒」をベースに、他の3種類もテイスティングしていくことでより違いがわかりやすくなります。

次の「薫酒」は香りが強いタイプで、甘い香りがするのが特徴です。「爽酒」と比べると味も甘く感じやすく、90年代初頭からビギナー層への日本酒人気を後押ししたのだとか。

そして「醇酒」は爽酒と比べてかなり厚みがある、ふくよかな味わいのタイプです。強い酸味は捉えやすいため比較的すっきりとした味わいに感じられますが、蜜っぽさ・飴っぽさを彷彿とさせる濃厚さもあります。

最後の「熟酒」は黄金色の色味が特徴!口に含んでみると、しいたけのようなキノコっぽい旨味を濃縮した味わい!筆者はまだ感じ取れなかったのですが、「ドライフルーツやスパイスに例えることもありますよ」とのこと。とろりとした熟成由来の特性を味わうことができました。

テイスティングでは新しい発見が

4タイプのテイスティングが終了した時点で、三田さんからは「どれが一番好きでしたか?」と聞かれました。筆者はずっと自分が「爽酒」が好きだと思っていたのですが、改めて4タイプをテイスティングしてみると実は「薫酒」が好きだということに気づきました……!こういう発見はなかなか自分では気づくことが難しいですよね。

今回試飲した4タイプはいずれもはっきりとタイプの違いが感じやすいように作られた教材用のお酒。
こうして最初にわかりやすく味や香りの違いを知っておくことで、だんだんその中間の味や香りの違いについても気づけるようになっていくといいます。

教材用のお酒はせんきんなどの酒蔵が特別につくってくれたお酒で販売もされています。自宅でももう少しトレーニングしたい!という方は入手してみるのもいいですね。

日本酒について知りたい、自分の好みの日本酒を見つけたい、日本酒の選び方を教えてほしい……など、日本酒や唎酒師に関することならどんなことでも相談に乗ってもらえる「日本酒の楽しみ方相談所」。気になる方はぜひ訪れてみてくださいね!

【日本酒の楽しみ方相談所 概要】
主催:日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会
場所:〒112-0022東京都文京区小石川1‐5‐17 TN小石川ビル7階
(地下鉄三田線・大江戸線春日駅A5出口から徒歩2分)
TEL:03‐5615‐8205
開催時間:平日10時~17時
※予約不要・1組30分まで
※参加は20歳以上の方に限ります。年齢の確認できる本人確認書類(免許証、健康保険証など)を持参ください。
※来場時、当会の提携加盟団体 NPO法人FBO のオフィシャルサイトへのユーザー登録をお願いします。
日本酒の楽しみ方相談所の詳細はこちら

【注意事項】
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・記事・データ等は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。

ライター紹介🍶

松本果歩
恋愛・就職・食レポ記事を数多く執筆し、
社長インタビューから芸能取材までジャンル問わず興味の赴くままに執筆するフリーランスライター。
お酒好きが高じて国際唎酒師の資格を取得、日本酒のお店でも働いています。
Twitter:@KA_HO_MA

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