暑い夏こそ、粋に夏酒で涼を味わいませんか?

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皆さん、初めまして。SSI研究室専属テイスター・酒匠・日本酒学講師・唎酒師・焼酎唎酒師・J.S.A SAKE DlPLOMAの吉川亜樹です。
関西を中心にタレントとしてテレビ・ラジオに出演中!
この他にも、日本酒専門YouTubeチャンネル「日本酒女子のSAKE」講座で日本酒の魅力などをわかりやすくお伝えしています。

ところで皆さん「夏酒」って聞かれたことありますか?
数年前から徐々に飲食店や酒販店、スーパー、コンビニなどで、夏酒と書かれたラベルのお酒を目にすることが多くなってきています。
そんな「夏酒」という呼び方が生まれたのは、2007年頃のこと。
本来ならオフシーズンである夏にも、日本酒がおいしく飲めるということを知ってもらおうということで使われるようになったそうです。
青色、水色、緑色、透明などの涼やかなカラーボトルが目を引く夏酒は、すっきりとした軽やかな味わいで、アルコール度数がやや低めなものが多く、爽やかな酸味を感じられるなどの特徴があります。
ただし、夏酒の淡いボトルは紫外線を吸収しやすいので、強い日差しは大敵。日本酒は生鮮食品と同じようにデリケートなので、なるべく冷蔵庫で保存するなど、大事に扱ってもらえると嬉しいです。

ちなみに、夏酒は夏季限定でリリースされる日本酒全般のことであり、厳密な定義というものはありません。
夏酒と書いていなくても、例えば、フルーティーですっきり、冷やして飲むのに適している「生酒」や、シュワっと飲み口爽やかなスパークリング、お米の栄養が詰まったにごり酒も、この時期の夏酒として重宝します。

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さて、そのままでも充分に美味しい「夏酒」ですが、オススメの飲み方をご紹介しましょう。

まずは何と言ってもこれ。「サムライロック」。
とても簡単。氷を入れたグラスに、ライムを絞って、軽くステアするだけです。
ライムの爽快感と、ほのかに広がる甘みが特長で、スッキリ飲みやすくなります。
ライムの量は、それぞれのお好みで調節してみてください。

「日本酒ハイボール」というのもあります。これも簡単。炭酸で割るだけです。
オススメは、ソーダ3:日本酒1の割合。
贅沢だけど、のどごしも香りも楽しみたいという方は是非お試しください。

あと、にごり酒のロックは、夏バテの防止効果も期待できます。

ちなみに、意外に思われるかもしれませんが、日本酒のロックというのは、昔からある飲み方のひとつなんですね。
氷を入れることで、温度とアルコール度数が適度に下がって、飲みやすく酔いざめがよいという特長があります。
お酒やグラス、氷のチョイスを正しく行えば、日本酒らしい「うま味」や「余韻」をそのままに 軽快な「のどごし」を楽しめます。

もう一つ、日本酒は度数が高くてちょっと苦手という方は、日本酒の水割りを試してみてはいかがでしょう?
これも、割合はお好みで変えてみてください。
面白いのは、お水の種類、軟水と硬水とで味わいが変わるんです。軽やかになったり、ボリュームが増したりなど。
さらに、水の温度でも変わります。本当に繊細な飲み物ですよね。

ロック以外にも、日本酒カクテルも 種類がどんどん増えていますね。
トマトジュース割りや緑茶割り、フルーツジュース割りなど、バリエーションは様々。
日本酒の楽しみ方の幅が広がっているのは、嬉しい事です
日本酒初心者や女性の方にも人気がありますよ。

実際に、最近は酒造りのレベルが格段にあがっており、歴史上、日本酒が最もおいしい時代を迎えたと言われています。
あらゆる世代で日本酒loverがますます増えたら全国の酒造関係者も大喜びです。

ところで、夏酒におすすめの肴は、冷や奴やところてん、冬瓜、にがうり、きゅうり、なすといった夏野菜。おいしく涼をとるのがおすすめです。
夏バテ防止のスタミナ補給には、ゴーヤ、ピーマン、モロヘイヤ、オクラなども重宝します。
具体的な献立としては、「きゅうりのピクルス クミン風味」や「麻婆なす」「夏野菜の天ぷら」などがあります。

おすすめの温度帯は「5~15℃」など、いわゆる冷酒です。
しかし、あえて「45~50℃」の燗酒にして冷房で冷えた体を温めるのも良いですね。
こうすることで「シャープでキレの良い飲み口」や「軽快でシンプルな味わい」「ドライな後味」になりやすいです。

最後に、酒器にこだわるのもGOOD!
夏の暑い時期ですから、冷えたままのお酒をすぐに飲んでもらいやすいのが猪口です。
切子や竹製ならより涼やかに感じられるでしょう。
スパークリングタイプの日本酒だと、しゅわしゅわ感を感じやすいフルートグラスなどもオシャレですね。

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これまで夏に日本酒をあまり飲んでこなかったという方も、この機会に季節を感じながらの特別な一献はいかがでしょうか。

【参考】
・『新訂 日本酒の基』(NPO法人FBO)
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ライター紹介🍶

吉川亜樹
SAKEタレント
大阪生まれ、大阪育ち。関西学院大学社会学部卒。初代ミス関西学院大グランプリ。
酒匠、日本酒学講師、J.S.A SAKE DIPROMA 、SSI研究室専属テイスター
関西を中心にテレビやラジオ、雑誌媒体などに出演する傍らシンポジウムのパネラーなどとしても活躍中!
YouTube『日本酒女子のSAKE講座』で日本酒の魅力を発信中!
2021年末、念願の酒販免許を取得「SAKE-AKI‘S STORE」開設!
日本酒のプロデュースや定期的な日本酒ペアリング会なども主催!

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